Montrex のアルニコマグネットになります。

Montrex のアルニコマグネットになります。
ジャズ系のクリーンでフロントで交換してみました。

■アルニコ2 ラフキャスト
倍音が多いです。ジャリジャリとして、温かい感じ。
レンジは中音がホコっとします。倍音が多めのためか、中高音が太めに感じます。
芯が柔らかく、パシャってハジける高音が気持ちいいです。
倍音が多いためか、音の芯、輪郭がファジー方向で、低音が少しタイトさに欠けます。
弾いてて楽しい感じです。キラメキがあります。

■アルニコ3 ラフキャスト
倍音は少なめ。電気的なブースト感(パワー感、倍音)が無く、すっきり。
パワー感が無さ過ぎてしんどい感じ。パンチもありません。平面的な感じ。
輪郭はくっきりしてます。芯もしっかり。硬め方向です。
低音が超タイト。リンっとしてて、AL2の暖かさとは逆にクールな感じです。
味付けが少なく、ピックアップの素の音が出る感じ。
低音の質量は軽め、ハイよりです。モサモサしないので音抜けは良さそうです。
中低音が出るピックアップに合うのかも知れません。

■アルニコ4 ラフキャスト
倍音は少なめ、5と同じぐらい。ローの質量感は5に近い感じ。
高音は5よりもまろやか方向です。音の角は丸い感じ。
芯がアルニコ2みたいに柔らかいです。ぐにゃ~って感じ。
倍音が少ないのに、芯が柔らかいので、不思議な感じです。
レンジはフラットな感じがしますが、AL3の方が味付けが少なくフラットに感じます。

■アルニコ5 ラフキャスト
ドンシャリ方向です。レンジが広いです。ローの質量感を感じます。
倍音が少なめ、基音が強め、芯があり、輪郭があるので、深い歪に合う感じ。
輪郭はあるけど、音の角は丸いので、AL3の方が硬くエッジーに感じます。
クリーンは平面的でつまらない感じもあります。
アルニコ2の方が立体的で、ジャキジャキ暴れて楽しい感じ。


※このメーカーのマグネットは全体的にパワー感が少なめな感じでした。
 搭載ギターやピックアップ、ジャンル、個体差などもあると思います。